甲斐駒ヶ岳(2,967m)

【期日】 '06.9.3(日)~9.4(月)
【天候】 晴
【形態】 単独行
【コース】 1日目:自宅==車==> 戸台/仙流荘前駐車場600>>バス>>700北沢峠→北沢長衛小屋→800仙水峠→900駒津峰→六万石→1010駒ヶ岳頂上1100→摩利支天→1230駒津峰→双児山→1420北沢峠→1440大平山荘(泊り) 2日目:仙丈ヶ岳
--------------------------------------------------------------------------------

埼玉の自宅から国道254、142、14、19、361、152号と車を走らせ、桜で有名な高遠を横目に見て程なく無料の駐車場がある戸台の仙流荘前へ走りこんだ。既に広い駐車場は半分が埋まっていて、大半のオーナーは今ごろ北沢峠界隈の山小屋で爆睡しているはずだ。今日は土曜日なのだ。遠かったが、明日への期待で胸は高鳴っていた。
朝5時になると6時の始発バスに合わせて、続々と登山者が車から這い出てくる。私も、支度して山小屋風バス乗り場に向かう。チケットを往復(2600円荷物代込)で購入し、登山届を出す。マイクロバスだが人数分だけ車を出すので全員着席できる。私は2台目で北沢峠へ向かう。
戸台大橋までは車で入れるが、橋のところがゲートになっているので一般車はここまで。ここからバスは一気に高度をあげ、50分ほどかけて2030mの北沢峠に到着した。途中、運転手さんが観光ガイドしてくれるが、甲斐駒と摩利支天、鋸岳が朝日に浮かびあがり歓声があがる。
北沢峠から広河原方向へ林道を下り途中から左折するとテン場があり、その先に北沢長衛小屋がある。それから仙水小屋。ここは完全予約制なので御注意。オーナーは自ら「人嫌い」と名乗った。
シラビソとコメツガの林をしばらく歩くと仙水峠で、明日登る仙丈ヶ岳が見える。ここから尾根の急登が始まるが、余裕で駒津峰(2740m)に到着した。ここは絶好の甲斐駒展望台だ。花崗岩で真っ白い雄大な岩峰が摩利支天を従え、悠然と聳えている。(下の写真)
kaikoma01_20130211171106.jpg

左の写真は駒津峰からの仙丈ヶ岳の女性的な山容。ここからはさすがに馬の背ヒュッテなどは目視では確認できない。ここに食料と水で重いザックをデポし、サブザックで甲斐駒へ向かうことにした。
kaikoma02_20130211171107.jpg

駒津峰をいったん下り、大きな岩が散在する尾根を甲斐駒ヶ岳へ向かう。六万石と名づけられた地点で岩の直登ルート(上級)と一般ルート(右方向)に分かれる。直前までどちらへ行こうか考えていたのだが、ついうっかり標識を見落とし気がついた時には直登ルートを登っておりました。大きな岩の間の狭いところを、身をそらして通るところもあり、大きな荷物だと冷や汗がでるかも。左の写真は、直登ルートを下から見上げている図。
kaikoma03_20130211171107.jpg



横を見ると甲斐駒ヶ岳の頂上から摩利支天へ至る砂礫帯の稜線を複数のパーティが下っていくのが見える。輝く雲海の彼方には地蔵ヶ岳のオベリスクとその後ろに富士山がくっきりと見えた。(下の写真)おもわず、やったーと心で快哉を叫ぶ。クリックすると大きな画像が見られます。

kaikoma05L_20130211171125.jpg


甲斐駒ヶ岳(2967m)頂上の風景(下の写真)。雲が、ぽこぽこ浮いている。気持ちいい。一緒に直登ルートを登ってきた若い人とシニアと私の3人で写真を撮りあう。戦友だね。シニアの人は69歳だと言う。それで新潟から高速を乗り継ぎ8時間かけてやってきたと言う。すごい。私が69歳の時こんなに元気だろうか?
頂上からは360度の大パノラマ。北アルプス、後立山連峰、乗鞍岳、木曾御岳、北岳、農鳥岳、鳳凰三山、八ヶ岳。その他たくさん。
kaikoma06_20130211171126.jpg


3人で一緒に頂上を出発。摩利支天へは下山途中から往復30分ほどの寄り道になる。シニアの方は今日中に帰るということで別れ、若い人と二人で摩利支天へ向かう。頂上には、祠やら鉄製の刀などが岩に突き刺してあり信仰の山という風情ありあり。
左の写真は、摩利支天のピークの向うに甲斐駒ヶ岳の頂上を被らせて撮って見ました。この後下山にかかりましたが暑くなってきたせいか、飛ばしすぎのツケがきたのか、調子ががくっと落ちる。若い人とも別れ、駒津峰でザックを回収し、双児山経由でゆっくり北沢峠へ向かう。
kaikoma07_20130211171127.jpg


北沢峠から林道を下り途中から大平(おおだいら)山荘経由薮沢新道への道をたどる。大平山荘(写真)は、1泊2食付き7500円(統一料金)。今夜の泊りは5人パーティ1組と私の6人だけ。夕食後、宿の御主人に山の生活や高山植物の話を聞く。ここは、私営でとても好印象の家庭的な山荘です。山荘の周りは高山植物だらけで,花の名前を色々教えてもらえますよ。次回もここに泊りたい。
4時半夕食、7時消灯。夜半には満天の星で、天の川も見えました。布団は薄目なので、寒がりの人はシュラフカバー持参したほうが良いかも。
kaikoma08_20130211171124.jpg

参考情報ですが、どの小屋にも水場(無料)が完備しているので水には不自由しません。但し、仙丈ヶ岳の頂上直下にある仙水小屋だけは水源が涸れているとのことです。各小屋にはトイレが完備し、宿泊者以外有料です(100円)。
平日に広河原へ下る方は、バスの便に注意を払う必要があります。平日には工事が行われる為か、12時台発の広河原行きは、広河原で接続便が4時までありません。タクシーも交通止めだそうです。バス停に張り紙がしてありました。


(完)

ホームページへ戻る
スポンサーサイト

COMMENT

EDIT COMMENT

非公開コメント

プロフィール

アベル父さん

Author:アベル父さん
団塊世代、男

最近のトラックバック
月別アーカイブ
FC2カウンター