男体山(なんたいさん)

【期日】'06.6.10(土)
【天候】晴
【形態】単独行
【コース】志津乗越430→550崩落ヶ所→645頂上750→930志津帰着 休憩込総行動時間5時間

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 男体山(別名二荒山、ふたらさん)はそのものが二荒山神社の御神体ということで、本来は二荒山神社の本殿から拝山料500円を払って登るのが正道であるが、今回は手抜きして裏街道の志津から登る。二荒山神社本殿が標高1282mに対して志津乗越は1785mなので、単純に計算して500m程楽することができる。その分御利益もすくないということだ。

国道120号線の戦場ヶ原を進み光徳牧場入り口を右折。800m直進して分岐をもう一度右折。未舗装路を200m進んで今度は左折、ここから舗装路で見事なカラマツ林である。もっとも、往路は真夜中だったので帰りに気がついたのだけど。途中右折するところがあるが、志津の標識が出ている。全線1車線の林道(志津林道)だが、退避場所とカーブミラーが整備されているのですれ違いに問題は無い。スピードの出しすぎには御注意。まもなく志津乗越の駐車スペースに到着した

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登山口から駐車エリアを振り返る

 この駐車スペースは舗装されているわけではなく広くもないので、帰る頃には道路わきにも多数の車が止められていた。登山口は更にその先50mほどの右側にある。右折して笹原と針葉樹の森を進むと、直に志津小屋へ到着する。立派な丸太小屋であるが、寝具などが置き去りにされていて、最近他の避難小屋でも良く見かけるが不潔そうで私は好きではない。小屋の前を通って奥へ登山道は続いている。小屋の前に半分トタン屋根の水場があるが、埋め込まれた土管(ヒューム管)に水が溜っているだけで、下から水が湧き出ている様子が見えない。注意書きに「沸かして飲んでください」とあるので、とても飲む気がしない。絶対水は、持参して下さい。実際のところ、2486mの頂上迄700m程の高低差しかないので、飲料水だけなら500ミリリッターのペットボトル1本で事足りる。 全山、ブナのような落葉樹がほとんど無く、シラビソ、コメツガの針葉樹の森なので保水力が無いのか、登山道は流れた雨水に侵食され深くえぐられて歩きづらかった。落葉樹で目に付くのはダケカンバぐらいだ。2250mで左斜面が大きく崩落した個所にでる。ちょうど半分強来たことになる。道がほんの短い距離だが平らな歩きになり気が抜ける。北に、大真名子山、太郎山が見える。

 そこから2400m地点まで最後の登りとなるが、最後のほうはシラビソも背が低くなり他の樹も潅木状態になると、シャクナゲの群落が現れた。しかし、まだ早いのか花が全然咲いていない。通常6月が花期のはずだが。2400m地点からは、道も平らになり先のほうに社務所と鳥居のある頂上付近が開け、リラックスした歩きが楽しめる。回りの景色も同時に楽しめる。


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2400m付近に上がるとこんな明るい尾根歩きとなる。向うに社務所が見える。

 今日は登り始めが早かったので、私の前には男性が一人だけ。デジタルムービーを回しながら登っているのにも拘らず、私より200m以上先行している。大きなご神刀が刺さった岩を過ぎ、社務所の前を通って二荒山の御祭神、大国主命(オオクニヌシノミコト)の前へ進む。風が朝のうち強かったので、彼は祭神像の台座の前に風を避けるように座って食事中だった。私は、まずいつもの如く回りの景色を楽しむ。表登山道を登ってくる人は、まだいない。眼下には中禅寺湖が広がりその向うには皇海山(すかいさん)が見える。右へ転じると日光白根山、至仏山、燧ヶ岳が、会津駒は雲がかかっている。今日登ってきた稜線へ目を転じると太郎山、大真名子山、その背後には小真名子山が頭だけ覗かせ、その右(東)斜め後には女峰山が美しい。今居る辺りは、昭文社の「山と高原」マップでは二荒山神社奥宮となっており、先のほうに男体山神社がある。少し下ることになるが50m程しかないので、行ってみる。こちらのほうが、中禅寺湖を覗き込む形なるので、菖蒲ヶ浜の方面がよく見える。試しに携帯を取り出し電話してみたが、残念ながらつながらなかった。私も風を避けるように座って、おにぎりをほおばる。


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祭神像と白根山(左のピーク)

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中禅寺湖と背後に皇海山(中央のピーク)



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登山路を振り返る(2300mの崩落個所から2400mに至る稜線)

 先ほどの男性はすぐ下山していったが、私は1時間ほど粘ってみた。しかし、風は穏やかになってきてすこし暖かくなってきたが、雲がこれ以上晴れる可能性はないと判断し下山することにした。下山にかかると、多くの登山者が登ってきた。やはり人気がある山なのだ。結構年配の御夫婦連れが多い。例によって、足をいたわるようにゆっくり降り、途中途中写真を撮ったので、1時間40分と登りとほとんど変わらない時間がかかってしまった。志津乗越の駐車スペースに着くと車は40台ほどに増えていた(出るときは3台)。(完)






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