西上州 鹿岳(かなだけ)

【期日】'06.3.11(土)
【天候】晴
【コース】 
 鹿岳登山口809→913一ノ岳/ニノ岳分岐→923一ノ岳頂上→分岐戻り→948ニノ岳1030→1145木々岩峠登山口→1210鹿岳登山口(合計4時間、休憩込)
【形態】 単独行
【立ち寄り湯】今回は無し

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 朝5時に起きて国道254号線を下仁田に向かう。下仁田の手前から、特徴的な形の四ツ又山899mと鹿岳(かなだけ)1010mが見える。
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下仁田から県道45号へ入って南牧村へ向かう。小沢橋(左に雑貨店がある)を右折し下高原(しもたかはら)の集落へ向かう。途中鹿岳を横から見る機会があるがまるでカシューナッツを立てた形に見える。
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 四ツ又山登山口(大久保集落)に看板(写真)がある。この辺は道路が狭く駐車スペースがほとんど無いが、この看板の手前を左へ下ったところ(橋の様なものがある)に止めても良いそうだ。聞くところによると、車が1台通れるスペースがあれば道端に止めてもいいよ、と集落の人はおおらかであった。

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大久保集落の案内板


 集落を抜けて橋を渡ると右側に何台か止められるスペースがある。心配な方はここが安全か。

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(左)大久保~下高原間の駐車スペースと(右)石の祠


 谷あいの狭いところを通過すると右に石祠があり、その先の右側に鹿岳登山口がある。左側の道端(登山口の向かい)に最大3台止められるスペースがある。普通では止められるスペースではないのだが、集落の人がいいよというので安心して止める。よく見ると登山口に水道の蛇口がある。聞くと沢の水を引いているのだという。ちなみに、この先歩いて25分ほどのところに木々岩峠登山口が有るが、その中間地点の道路わきに10台くらい止められるスペースがありました。
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 下高原の鹿岳登山口


 今日は、陽気がよくなるという。既に暖かい。支度をして畑のようなところを登る。よく手入の行き届いた杉林をつづらおれに登るが、うっそうと暗い。沢の水が流れていて、先ほどの蛇口の取水場所があった。青い空は見えるのだがなかなか見晴らしはよくならない。最後10分ほど急登すると一ノ岳/ニノ岳分岐に到着。馬の背の様に狭いところで、体が十分目覚めていないので、落下しないよう気を引き締める。まずは、取っ付きの梯子をよじ登り一ノ岳へ向かう。あのカシューナッツの岩稜だ。秩父の二子山と似ているが、あそこほど危険なところはない。10分ほどで頂上に着く。誰もいない。後続者もいそうもない。今日は一人で静かな山歩きが出来そうだ。それなりに景色はよいのだが、二ノ岳が控えているのでそうそうに分岐に戻る。

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下高原、一ノ岳、二ノ岳の分岐にある梯子

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二ノ岳登り途中のクサリ場


 梯子を降りて分岐に戻ると、馬の背のような狭いところを反対方向へ向かう。2、3mで四ツ又山からの道が右側から合流する。そして又気の抜けない急登、1箇所チェーンあって、10分ほどで二ノ岳頂上。頂上より北側の高原の集落に面したほうに突き出た岩峰があるのでそちらへ向かう。狭い岩稜の上なので移動するのも神経を使う。その分眺めは最高だ。だれも居ない岩峰を独占する。しかも暖かい。汗で濡れたシャツを脱いで乾かしながら、お湯を沸かす。お湯を沸かしている間、ゆっくり辺りを見渡す。四ツ又山、荒船山、妙義山、浅間山、両神山が目に飛び込んできてすぐそれとわかる。他に、北アルプスの鹿島槍らしき真っ白い峰と、谷川岳が見える。いろんな山が見えるのだが,春の陽気で霞がかかった状態で、他はどうでもよくなった。
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 頂上の辺りは、ほとんど葉を落とした潅木で、名前はわからない。松の類の針葉樹だけが青々としていた。おにぎりを食べたり、コーヒーを飲んでたっぷり1時間天上のくつろぎを楽しんだ。眼下の高原の集落では畑仕事をしている人たちが、手にとるように見える。天上界から見下ろす神々のような気持ちだ。他に誰も登山者がいそうも無いので、寂しくなり思いっきり叫んでみた。もちろん誰も答えてはくれない。十分楽しんだので、降りることにする。
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 下りは、四ツ又山をという案もあるかもしれないが、花の季節に又来る気でいるので、 木々岩峠よりの下山コースを取ることにした。二ノ岳の頂上にある標識に沿って木々岩峠へ向かう。こちらのコースはあまり整備されていないようで、下りにはかなり気を使う。しかもかなりの急坂だ。転げ落ちるように下る。いったんコルに下りると左の沢へ行きたくなるが、それをこらえて小さいピークを3回ほど乗り越すと「高原」という標識が現れた。その標識を信用して、標識が指し示す左側の尾根を下りる。道筋ははっきりしていない。ガラ場のようなところで、落ち葉が道を隠している。木にくくりつけられたリボンを頼りに慎重に下る。ところが途中100m程リボンを見失った。わからないまま沢を下ったが、夏道らしき道筋を見つけ、それをたどって右側の尾根筋へ移動したら、コースに再び合流した。標高差で、正確ではないが300m程悪戦苦闘し最終的に、切り出した木を搬送するための道路に出た。


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下山コースのGPSトラックデータ。始点はニノ岳の休憩した尖峰で終点は鹿岳登山口。登りのデータはありませんのでご注意下さい。


 それからは、その道をたどって車道に出た。沢には常に水が流れていたので、夏場の熱い時期でも飲料水には困らないようだ。試しに飲んでみたが、味は全く問題なかった。雑菌はどうか?保証は致しかねます。車道に出ると、入り口に標識があって、木々岩峠登山口とかかれていた。後は、のんびり鳥のさえずりを楽しみながら車を止めた鹿岳登山口に戻った。振り返ると、この下山コースは荒れていて、というより整備されていないので靴がすべり、岩に足を取られで、かなり神経を使ったことを報告しておきます。又、国土地理院の地形図に記載されているコースは、実際とは異なるようですので御注意願います。
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(完)

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