越後 駒ヶ岳(こまがだけ)

【期日】'06.6.3(土)
【天候】晴
【形態】単独行
【コース】駐車場500→650小倉山700→740百草ノ池→900駒ノ小屋→920頂上1010→1144小倉山→1415駐車場帰着 休憩込総行動時間9時間強
【立ち寄り湯】駒ノ湯山荘 500円

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 先々週敗退した山に続けてくるなんて、私は相当この山が気に入ったようだ。2週間の間に雪解けが相当進んだようで、登山口から雪が消え標識も全部現れていた。吊橋も踏み板が復活していた。前回私を苦しめた1300m近辺の残雪もほとんど消え、夏道が現れて前回のような緊張を味わうことはなかった。しかし、枝折峠へ向かう352号線は、今でも通行禁止であった。私見だが、駒ヶ岳の小屋直下の夏道が露出するまで、解除されないのではないかと思う。

 小倉山(1378m)には、難なく到着した。前回の偵察が生きている。駒ヶ岳への稜線を見たところ、痩せてはいるが雪の面積はあまり変わっていなかった。残雪期の偵察という目的は十分達成されそうだ。前回ほどでないが天気は良好、駒ヶ岳や周辺の山がよく見える。まだ、小倉山から頂上迄十分スキーが楽しめるくらいの残雪だ。道行き山方面は、残雪が痩せて亀裂が深くなっている。百草池(1550m)近辺は夏道が60%程度露出している。雪道を行くか、残雪を行くかお好み次第。小倉山から見ていると百草池から1763mピークまでがきつそうに見えるが、たいしたことはなかった。それよりも駒ノ小屋直下が短いが急斜面で緊張を強いられた。


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小倉山から駒ヶ岳への稜線

 取っ付きまで夏道と雪面を交互に進む。今しも、ご夫婦が急斜面を下りてくる。慎重にステップを切って、時々立ち止まる。心配そうに下から見守る御主人。朝9時ごろだと、雪も完全に緩んでいない。所々、固いところがあるので、不用意にかかとを落とすと滑る恐れが十分ある。先行者の男性は、雪面ではなく右手の草つきに乗り移り登り始めた。見上げると、小屋番が岩尾根の突き出たところから下を見守っている。私もその男性に見習い途中まで雪の上を行き、途中から草つき(笹がほとんど)の岩場に乗り移った。そのまま、笹を掴んで体を引き上げる。しかし緊張を強いられるのは、ほんの4~5mだった。夏道へ出たら、じき小屋のテラスに出る。

 テラスでは小屋の管理人が双眼鏡を片手に登山者の状況を見守っていた。今日は、天気が良いのにスキーヤーやボーダーがこないと、残念がっていた。十分まだ楽しめるだけの雪が残っているのに、今日はゼロだ。相槌を打ちながら、会津駒ヶ岳の位置を教えてもらう。荒沢岳のピークの少し左に、見覚えのあるピークがあった。小屋の内部は見なかったが、次回は是非泊ってみたい。きっと素晴らしい朝焼けを見ることができるだろう。星空も素敵かも。テラスの一画にある水場はこんこんと水が出ており、飲むと大変美味しかった。宿泊者兼登山者届に記入して、残雪を踏みしめ15分ほどで頂上(2002.7m)に到達した。


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小屋と頂上

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水場

 中ノ岳への分岐から頂上までは雪が無い。頂上から360度の眺望を楽しむ。遠くはかすんでいるが十分楽しめる。風も無く暖かい。私は、Tシャツだ。八海山、中ノ岳、巻機山、守門岳、浅草岳、会津朝日岳、会津駒ヶ岳、燧岳、荒沢岳、平ヶ岳、至仏山、日光白根山、武尊山、遠くには谷川岳連峰、飯豊山がかすかに見える。


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頂上から小屋と小倉山

 1時間弱頂上を独り占めした。朝5時に登り始めた私に対するご褒美だ。もっとゆっくりしてもよかったが、男性が一人上がってきたので、譲って下りることにした。小屋で水を水筒に詰め、次は泊るぞと心に誓った。小屋直下の雪の斜面は、安心料にアイゼンを付ける。無事下に到着。後は、足をわざと滑らせ、走るように下ってみた。所々、尻セードも加える。小倉山からは、ブナとミズナラの森を堪能しながら下る。かえでも多い。カタクリとイワカガミが群生している。タムシバの花が前回より多い。一方、ミツバツツジの赤紫の花やオオカメノキの白い花は終わっていた。ドドーンという大きな音がしたので振り返ると、駒ヶ岳の下の沢でブロック崩壊が起き、すさまじい勢いで崩れ落ちていく途中であった。おぉ~怖い。登山道とは,全く関係ない位置で良かった。駒ノ湯は、ほてった体をクールダウンするには最高だと付け加えよう。(完)






(完)

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