上越・大源太山 1,598m

【期日】 '06.10.14(土)
【天候】 晴れ
【形態】 単独行
【コース】 土樽 登山口645-900大源太山頂上930-1030七ツ小屋山-1100シシゴヤ蓬峠分岐-1200シシゴヤノ頭-1330登山口、 車の総走行距離は、360kmでした。
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夜中に車を走らせ霧雨の三国峠を越える。台風17号の影響で関東側は天気悪いが、新潟は晴れ。土樽へ右折し、昨年悪天候で登れなかった上越の大源太山(だいげんたやま)登山口へ向かう。四角い木材を指す方言「ゲンタ」が語源とも聞く。上越のマッターホルンと呼ばれているそうだが、正直「ややおこがましい」と思うのだが。谷川岳連峰には、もう一つの大源太山が存在する。それは、平標山の隣にある大源太山。朝6時、舗装された林道の終点にある駐車場に到着する。土浦ナンバーの車が1台先着していたが、主は既にいなかった。(登山口はトイレも水も無い、駐車スペースがあるだけ。)


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帰りに撮った写真(左から、林道から見える大源太山、駐車スペース、登山口)

登山口を6時に出発、大源太沢の支沢へ向かう。まず、工事の足場のような橋で右岸から左岸へ渡る。直ぐに「謙信ゆかりの道」と名づけられたシシゴヤノ頭への道を右へ見送る。まもなく第2の渡渉地点(左岸から右岸へ)に至るが、ここにはロープが張られているだけ。水量が多いので結構緊張するが、ロープに頼らず岩伝いにジャンプする。

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ここから頂上迄ほぼ一直線の急登が始まる。なんだか草つきの岩場を登っている感じ。おかげで2時間弱で頂上に到着した。1,300m付近で森林限界になり視界が広がる。
途中から一緒になった同年代の方と一緒にピークを踏む。風が弱く、暖かかったのは意外だった。紅葉と眺めが素晴らしい。登ってきた尾根と、これから向かう七つ小屋山への尾根以外は急峻な絶壁で、紅葉が染め上げている。晴れている新潟側に対して、谷川岳の方からは白い厚い雲がのしかかり、今にも乗越えようとしている。七ツ小屋山への尾根も乗越えてきた雲の先端が覆い被さっている。その様子をもう一人の方は「滝雲」と表現していた。とってもフォットジェニックだと思ったので、何枚も写真を撮る。反対側には、真近に巻機山が見えた。

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大源太山頂上から七ツ小屋山へ至る尾根

頂上に土浦ナンバーの主はいなかった。一緒にピークを踏んだ新潟の人は先に七ツ小屋山へ向かった。3人目が上がってきたので、2言3言話をしたのを契機に雲の中の七ツ小屋山へ向かう。下りは真新しい太いチェーンの3連続。かなりの高度感があるので高度恐怖症の方は避けたほうが良いかも。チェーンの次はロープ。危険だが、注意すれば難易度は高くない。ミズナラや山カエデ、シャクナゲの痩せ尾根だが、この尾根から見る大源太山は素晴らしい。全山が紅葉に包まれている。これだけでも来た甲斐があったというものだ。満足して雲の中の七ツ小屋へ向かおうとしたら、突然登山者が現れた。なんとこの方が、土浦ナンバーの主だった。新潟在住の友人の薦めで、「謙信ゆかりの道」から登ってきたという。ずっと雲の中だったので、痩せ尾根から見る大源太山の素晴らしさに感激しきりであった。その人とは駐車場での再会を約して別れた。

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七ツ小屋山への途中から大源太山を振り返る。右奥は巻機山

ここから七つ小屋山を離れるまで、ずっと笹原で雲の中のため、もくもくとただ歩く。つづら折れの道を登るとなだらかになり道もまっすぐになると、ピーク手前で清水峠からの道と合流する。1年ぶりだが懐かしい。ピーク(1,675m)を過ぎ15分ほどなだらかな笹原を歩くと、シシゴヤの頭への分岐が現れる。左が蓬峠への道。笹原は刈払いされているの、歩きやすい。シシゴヤノ頭が近づくと再び雲が薄くなり、大源太山が見え隠れする。道の両脇も落葉広葉樹の潅木が多くなり灰色からカラーの世界に再び戻った。大源太山の写真を何枚も撮る。

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謙信ゆかりの道から大源太山を見る



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シシゴヤノ頭への道

シシゴヤノ頭(1,473m)で登りで一緒だった新潟の人と再会。コーヒーを御馳走になりながら、今日は本当によかったと、山談義。下りの道は、尾根の腹につづら折れに丁寧に付けられた登山道で、ブナ林の中、枯葉も適当につもり、とても歩きやすい。1時間半で分岐の標柱がある地点へ出た。途中15分ほど手前に水場があるが、冷たくて美味しい。登りで沢筋を離れてからここまで水場は無いが、今日は涼しかったので、500mlのペットボトル1本で足りた。

駐車場に着くと、10台ほどのスペースは満杯で、あふれた車が林道の路肩に駐車していた。おおかた茸採りの人達の車だろうと思った。土浦ナンバーの主はまだ下山していなかった。着替えをしていると、やおらその主が到着した。聞くと、私達と入れ違いに多くの登山者が登って来たそうだ。全てが茸採りの車ではなかったのだ。早く登って良かった。あの狭いやせ尾根を、こんなに来られてはすれ違いも大変だ。そんな話を交わして今日の山行は大満足の内に終了した。隠れた紅葉スポットだ。



(完)

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