G3 ONYX/RUBYの私的評価について

2010/11シーズンは、初めてのTLT互換バインディング、G3 RUBYを購入した。

RUBY(ルビー)はONYX(オニキス)の姉妹品でバインディング開放値が低いだけで、基本的な性能は同じと理解している。

1シーズン終了して、私なりの評価を記しておきたい思った。なぜなら、誰かの参考になるかもしれないから。

↓ONYX概観 (G3のサイトより借用)


【総合評価】 私の気分としては、60点かな?

【気に入っているところ】
①歩行モード→スキーモード、スキーモード→歩行モードの切り替え、及びヒールリフターの操作が、スキー板を脱着することなく、スキーポール(ストック)1本で容易に操作できる。
②スキー・クランポンの脱着が簡単、スムーズである。これは、なかなか良い。
③フリッチ・ディアミールに比べると、ミドル・バーがないため重心が低い。そのため、スキーモードではスキー操作性が上がり、歩行モードではスムーズな足運びができる。その分、ガチャガチャ感が無くとても軽快である。
④Mount plate(マウント・プレート)を採用しているため、調整範囲が広く異なるサイズの靴で使用可能。又、Mount plateが別売りされているので、それを別のスキーにそれを付けておくと、一つのONYX/RUBYを複数の板で使いまわしできる。これは顧客本位のとても良い製品設計だ。

さて、これからが本題である。どうしても、これは書きとめておきたいと思った。

【不満な点】
①純正のスキーブレーキは”くそ”だ。スキーモードの時、(ブレーキの機械的な動きが悪く、)ブレーキが効かない状態のままになっていることがあるのだ。滑走時にスキー板が外れた場合や、休憩後滑走へ移る時が当てはまる。同様事例は、山スキーMLでも報告があったような・・・。(注:私のスキー・ブレーキは幅が少し広い。)

私も一度、休憩後板の装着を失敗してスキーを流してしまったことがある。ブレーキの効いていない板は、私の見ている前を、あれよあれよという間に遠ざかって行った。動転していて、片足スキーで追いかけられるものではなかった。あっと言う間にスキー板は視界から消え、私は顔面蒼白となった。

幸い、このときは本当に運が良かった、スキー板は途中の凸凹で飛び跳ねて、やわらかい斜面にトップを下に突き刺さって止まっていた。

この事故以来、板を外すときは慎重になり、ついにシーズン終了と共にスキー・ブレーキを外してしまった。なぜなら、油を差したり、微調整をしてみたが、改善されなかったからだ。こんな不安定なもの、無い方が良い。だからといって、スキー・リーシュは使わないつもり。

②トゥ・ピースは押しながら靴装着のため、雪がくぼみに入る可能性が少なく、それによる誤開放の可能性が低い、というのがG3バインディングの売り(セールス・ポイント)であるが、個人的にはこれも良し悪しだと思い始めている。

スキーポール(ストック)でレバーを押しながらピンを広げ靴を入れるのだが、うまく1回でセットできない時がある。そうすると手が疲れるし、イライラしてレバーを押しているスキーポールが震えるのだ。こうなると、ポールがスキー板をあらぬ方向に押し出してしまい、スキーブレーキが効いていなかったら、【不満な点】①のような悲劇が起きるのだ。本家ダイナフィットのTLTバインディングは、全く逆の発想でできているが、この方が余計な力が要らず良いのでは、と思う今日この頃である。

③G3のクライミング・サポート(heel lifterとも言う)は、低すぎる。私は個人的に、不満だ。
④それにしても、もう少し軽くならないのか。Dynafit Vertical STに比較してペアで700gは重いのだ。

以上

P.S. 2012.2.14
最近DYNAFITのTLTに宗旨替えしようかと思っている。RADICALシリーズが出て、外観から感じられる信頼性と操作性の向上に、本来の軽量さも維持されて大いに魅力を感じている。
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新規購入兼用靴の評価見直し

2010/11シーズンは、TECH Bindingに対応した兼用靴、Garmont Helix M’sを購入した。

シーズンも終了したので、最終評価を書き記しておきたいと思った。というのは、ブログのどこかに『足入れがし難らく、購入は失敗だった。』などと書いたことが後ろめたかったからだ。

【総合評価】
 概ね満足、100点満点で95点以上(私にとって)

【良い点】
①軽い
②剛性がほどほどで、私にとっては適当
③色、デザインが私好み
④足入れ性も、コツを掴むと問題なし。宣伝通り、気温が低くても、固くなりづらい材質のようだ。
 
【-5点は】
①歩行/滑走の切り替えは、金属製のフックを引っ掛けて行うが、シンプルで良い反面、何回か指を挟んだり、皮を剥いてしまった。


↓足入れは、ベロを両手で左右に押し広げながら、いっきに足を差し入れると簡単に入る。
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