四阿山 山スキー

【期日】’07年2月20日(火)
【天候】晴
【形態】単独
【コース】四阿高原ホテル前無料駐車場700→頂上1100→駐車場1230 総行動時間5時間30分
【装備】K2 axis 181cm、ディアミール・フリーライド、ガルモントGライトG-fit
【資料、地図】昭文社「山と高原地図」、国土地理院2万5千分の一地形図
【立寄り湯】 渋沢温泉を予定していたが、訳有って通過

今日は山スキー デビュー。場所は、初心者にはちょうどよい高度と傾斜かな、と前年偵察済みの信州 四阿山(あずまやさん)です。前日、真田温泉健康ランド ふれあいさなだ館の駐車場で車中泊。朝、目覚めると天気は予想と異なり雲が多い。その内、気圧の上昇と共に雲も霧散するかなと期待しつつ四阿高原ホテルへ向かう。

菅平はヘリスキーで有名だ。ツアースキーなら菅平スキー場から避難小屋経由で根子岳か、白樺別荘地辺りから中四阿山経由の四阿山がポピューラーだと思うが、あえて四阿高原から頂上を目指す。デビューの地としては、他人の眼や前後を気にすることなく自由気ままに行動できるコースを選びたかったわけで、結果として大正解だった。当日は、スノーシューの単独行男性一人と私だけ、しかも頂上までお互いに姿を見ることもない気楽さでした。





azumayasan01.gif

鳥居峠へ向かう国道144号を右折して四阿高原への道を辿りますが、ここまで国道には雪がありません。四阿高原へ入ると凍結している個所があるが、轍の部分は雪がなく、四阿高原ホテル手前の右側にある無料駐車場までノーマルタイヤで行けました。

スキーにシールを付けて担ぎ、ホテル前の道を行く。ホテルを過ぎるとすぐ別荘地の小道になるが、道路には雪があるのでスキーに変更。ここから、標高1,500m辺りまで直進すると牧場のフェンスにぶつかる。閉まっているゲートの脇をすり抜け、落葉樹と白樺の林を標高にして50mほど稼ぐと、牧草地のオープンバーンに出る。空の青さに白い雪、気持ちが良い。四阿山の頂上は雲の中だ。広い牧草地を標高1750m辺りまで登ると、再び落葉樹とシラカバの林になった。牧場の柵沿いに徐々に高度を上げ、右寄りのコースを取る。柵の支柱が50cmほど出てるところが大半だが、スキーアイゼンが雪上に落ちてるかのごとく頭しか出ていないところが有って、下りでは十分気をつける必要がある。ちなみに、ワイヤーは外してあった。


azumayasan02_20150423074242298.jpg
牧草地、頂上には雲がかかっている

フェンスに沿って斜面を西から東へ横切ると(標高で1,700から2,000m辺りまで)、沢越しに鳥居峠からの尾根が望める位置に出た。斜面を横切っているので、上からおそらく先日の日曜日のものと思われるシュプールが、たくさん横切っていく。

ここからの北アルプスの眺めは素晴らしい。乗鞍岳から穂高、槍、鹿島槍ケ岳、白馬岳、頚城、妙高の山並が屏風のように迫ってくる。北アルプスが快晴なのに、なんで信州の低山に雲がかかっているのだ、と悪態をつく。ここら辺りの林は疎らだから、滑れそうだ。2,100m辺り(不確か)で岩稜が目の前に迫る。そこをジグザグに乗り切ると、2,200m辺りから四阿山頂上迄の台地が眼前に広がる。一瞬のチャンスを捕らえて頂上の写真をものにする。単独行の男性が今しも頂上に立とうとしている。木製の長い階段が続く辺りだ。辺りを見渡すと、すこし先のほうに中四阿分岐の標識があるので見に行く。


azumayasan05_20150423074241b22.jpg
2,200m辺りから頂上の風景、シラビソのモンスターなりかけ

オオシラビソの間を通って頂上へ向かう途中、男性とすれ違う。又頂上は雲に隠れ、風が強くなる。雪は硬く締まっているので沈むことがない。シラビソの根元にザックをデポし、空身でスキーを履いたまま頂上を踏む。真っ白い世界に、祠が寒そうにしている。夏なら大勢の人たちでざわつく頂上が、今日は静まり返っている。ヘリコプターの音がうるさい根子岳が今は眼下にある。

長居は無用と、シールを着けたままザックをデポした地点まで下る。さぁ~、シールを外して標高差800mほどの大滑降だ。実際は、標高2,000から1,800m(おおよそ)は落葉樹とシラカバの疎林になるので十分ツリーランが楽しめた。雪の状態は、頂上近くでも氷化しておらず、いわゆる圧雪に重い粉雪で、苦も無くターンは描ける。ただ、もっとオープンバーンが欲しいな。

標高凡そ1,800m辺りで牧場の柵にぶつかると、又せまい作業道になる。周りは薮なので、仕方なくこの狭い作業道に柵の支柱を避けながら細かくターンを刻む。そのあと、だだっ広い牧草地の滑りは楽しかった。陽当りが良いので、表面はザラメ風だが気持ちよくシュプールを刻み、高度を下げていく。これが永遠に続けば良いのにと、思いながら。最後、別荘地の木立の中に吸い込まれて私の今日の山スキーは終わった。



azumayasan03_20150423074243802.jpg

azumayasan04_201504230742448db.jpg
左:2,000m辺りのバーン、右:1,600m辺りのバーン

一人だと滑っている自分の写真を撮れないのが悲しい。(完)
スポンサーサイト

赤城山 長七郎山スキーハイク

【期日】’07年2月12日(月)
【天候】晴
【形態】単独
【コース】第一スキー場前無料駐車場1100→1200小沼駐車場→1300長七郎山頂上→1320小沼湖畔→1340小沼駐車場→1400第一スキー場 総行動時間3時間00分
【装備】K2 axis 181cm、ディアミール・フリーライド、ガルモントGライトG-fit
【資料、地図】昭文社「山と高原地図」、国土地理院2万5千分の一地形図
【立寄り湯】 富士見村ふれあい館見晴らしの湯(3時間500円)、露天風呂有り、お湯も良い。下りの場合、大鳥居手前信号右折

今日はディアミールとスキーシールで山スキーの予行練習です。私は、シールを使うのも、ディアミールを使うのも初めてですので、本番を前に操作に習熟しておく必要があるのです。舞台は、3連休でも影響の少ない近場の赤城山。昔、スキーの練習によく来ました、最近はサッパリです。あの地蔵岳のロープウェイも無くなったのですね。地蔵岳の頂上から滑るスキーは楽しかったのに。とにかく、こんな近場でスキーができる、当時貴重な存在でした。

埼玉を朝8時に出て上武国道(17号)を通って赤城へ向かいます。渋滞は無く快適です。第一駐車場では、鍋割山か荒山へ向かう多くの登山者が身支度をしています。皆さんアイゼンを用意しています。私は、片隅でタイヤチェーンを装着します。道路の雪はほとんど解けているのですが、一部日陰の部分が凍結していて、ノーマルタイヤの乗用車が立ち往生していました。その脇をすり抜けて、外輪山を駆け上り、峠を越えて湖畔沿いの第一スキー場前にある無料駐車場に乗り入れます。スキー場といってもリフトは無く、子供用のTバーがあるだけです。したがって、この駐車場に停める人たちはソリ持参のファミリーが大半で、スキーを持っているのは私くらいなものです。



akagisan01.gif

山スキーの練習にここが適しているかどうかわかりませんでした。近場だったのが選んだ理由です。したがって、どのコースという確固たる計画があったわけではありません。シールをつけて歩く練習、クライミング サポートを使っての登行、シール着脱が今日の課題です。歩く練習にまず車道沿いの雪を選び、小沼へ向かいました。車道も歩きました。意外とシールが重いのに驚きましたが、確かに歩くよりは楽です。どうしても、アルペンスキーを履いている時のように、スキーのテールを浮かせてしまいます。滑らせて、ヒールを落とすときにスキーを雪面に打ちつける感覚が大事なのだそうだが、しばらくするとその感覚がわかるようになった。スキー場の家族連れも、車道を走る車も、気にすることなく自分の世界に浸りきります。車の人たちは私を見て、もの好きだなと思っているでしょうが、全く気にならずひたすら没頭します。八丁峠への道は、路肩を除き雪は融けています。

すっかりシールになれた頃小沼が見える展望台に着きました。立派なバイオ処理のトイレと広い駐車場があります。正面に地蔵岳、雪が斜面にほとんどありません。本当は、地蔵岳へ登って第1スキー場へ滑り込もうと計画していたのですが、これではあきらめざるをえません。後には黒檜山と駒ヶ岳、眼前にはすっかり凍結した小沼がひろがり、右に荒山、左に小地蔵と長七郎山が聳えています。

長七郎山へ向かいます。湖畔を時計回りで周回するような道がありそうです。出だしは広く、雪も30cmくらいありそうなので、気持ちよく進みます。途中、大沼が見えるポイントがあります。ワカサギ釣りや多くの家族連れが湖上に見えます。稜線に登ると標識があり、左に小地蔵への道を分けますが、そこから稜線の狭い道になり東面は切れ落ちています。低木類を避けながら頂上へ向かいますが、シールはしっかり効いています。クライミング サポートも使ってみました。確かに楽ですね。苦も無く頂上に立つと、5人ほどのパーティーと単独の方が一人いました。頂上からは、霞んでいますが浅間山や西上州の山、皇海山がくっきり見えています。眼下には前橋方面の町並みが広がっています。迫力ですね。おにぎりを食べて、ゆっくりします。


akagisan02.jpg
akagisan03.jpg
akagisan04.jpg
長七郎山への道

左:長七郎山の頂上、右:地蔵岳

さてシールを外して下山にかかります。すると、すごくスキーが軽くなり、滑ります。こんなに滑るスキーだったっけ、と驚くほどです。頂上は石が多いので、ジャンプして石を避けます。それから潅木地帯ですが、回転するスペースなどありません。その世界ではツリーランと称しますが、そんな格好いいものではありません。スペースがないので1ターンごとに停まります。時々失敗して木に抱きつきます。最後少しだけ広いところがあって数十mスラロームできましたが、とても山スキーと呼べるものではありませんでした。程なく小沼の湖畔に着きましたので、凍結した湖面を渡って対岸へ渡ります。そこから車道を戻るか、潅木の斜面を適当に下り第1スキー場辺りに出るか思案しますが、後者を選択しました。

樹の間を縫うように下って車道のヘアピーンカーブの辺りに出ると、先のほうに地蔵岳への登山道がありました。そこを下るとスキー場の真上に出ました。シールを外すのが面倒なので、そのまま家族連れで一杯のスキー場をズルズル下っていきます。ソリを持った少年が、突然林の中から現れた私を不思議そうに見ていました。なんか普段は体裁を気にする私が、周りを気にすることなく行動できたことは、自分ながら不思議です。さて、ディアミールとスキーシールの操作には自信がつきました。さぁ、どこでも行けるぞ。次は、長野の四阿山か苗場の神楽峰かな。白馬岳の高みを目指して、次のステップへGo!早く行かないと雪が無くなってしまうから~。
プロフィール

アベル父さん

Author:アベル父さん
団塊世代、男

最近のトラックバック
月別アーカイブ
FC2カウンター