土合-蓬峠-谷川岳周回

【期日】'05.08.27(土)~28(日) 
【天候】曇り、時々雨、時々晴れ
【形態】単独行
【コース】(1日目)土合630~700マチガ沢~730一ノ倉沢~830JR監視小屋~1110白樺避難小屋~1300蓬峠(ヒュッテ) (2日目)蓬ヒュッテ520~水場往復(20分)~640武能岳~845茂倉岳900~920一ノ倉岳~1100谷川岳~1230天神平~1245土合
【立ち寄り湯】谷川温泉 湯テルメ 現在600円

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 台風11号が関東をかすめて通り過ぎた。台風一過の晴天を期待して谷川岳蓬峠を目指した。車をロープウエイ駅の駐車場に預け、早速旧道を歩き始める。  登山センターを過ぎ西黒尾根登山口も過ぎるとまもなくマチガ沢。巌剛コースの登り口がある。更に先へ進むと一ノ倉沢。ここまで30分。今は立派な駐車場(舗装)と公衆トイレがある。紅葉シーズンは交通規制があるので注意が必要。今年は、新しいゴンドラが9月から営業開始するので、観光客の増加が予想される。

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 幽ノ沢を過ぎると右に新道へ下る道が現れる。旧道をそのまま行くことも選択肢だが湯檜曽川沿いの新道を歩きたかったので、迷わず新道を選択した。新道に合流するとそこにJR監視小屋がある。中に入ることは出来ないが、外に蛇口があって飲み水が補給できる。

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 ここから2組のグループが前後する。1組(4人)は武能沢を行き、一人は渓流釣りだという。尾根を行くのは私だけ。送電線の鉄塔を過ぎると旧道と合流し、まもなく白樺避難小屋に到着。写真のように大人4人も入ると一杯という感じの小屋。ゆっくりしていると今日初めて下りの人が来る。朝土樽から登り蓬峠を越えてきたという。入れ替わりに出発。

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 蓬峠までこれが昔国道だったとはとても信じがたい。道が細く草や笹が覆い被さっているので道がわかりずらい。迷うことは無いが台風の後だったので、雨具の下を履いていないとずぶぬれになってしまう。ブナ林が切れると視界が広がり明るい笹の原になる。しかし雲が垂れ込め朝日岳も笠ヶ岳も見えない。(写真:登ってきた方を振り返る。)
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 もう峠かなと思わせる辺りで、水場が現れる。ここで是非水を補給したい。蓬ヒュッテでは生水を売っていないので自炊する人は注意。ミネラルウォータとお湯は購入できる。(下の写真:水場の辺りから峠方向を見上げる)
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蓬峠から見る蓬ヒュッテ(右奥が清水峠方面、左が土樽方向、手前がテント場)
 


 蓬ヒュッテは収容20人ぐらい。本日の宿泊者は、中高年の単独行者が3人、愛知の若い女性2人組、計5人。他にテント1張り。女性2人組は白毛門から馬蹄形縦走で到着、明日は谷川岳へ向かうという。私と同じ方向だ。単独行の二人は、天神平から登り明日清水峠へ向かうという。その先、朝日岳へ向かうのか定かで無い。 

 食後の話題は専ら天気の話。全員台風一過を期待して来たらしくあてが外れてがっかり。山小屋の主人いわく、谷川岳は三国山脈と越後山脈の両方の気候条件を持ちただでさえ難しいのに、最近いっそう変わってしまったと言う。昔は、梅雨明け1週間や台風一過の晴天はある程度期待できたが、最近は通用しないという。

 本当に天気がよいのは、5月のまだ残雪期と初雪が降った直後の時期だという。いずれも我らには無理な時期だがその時期には真っ黒に日焼けした猛者がたくさん来て小屋も大盛況だという。意外な話だ。

 小屋は狭いが2段になっていて下段が自炊組用。食堂がないのでベッドでそのまま食事。寝具は、夏用のシュラフ2枚が割り当てられた。夏でもフリースぐらいは持参したい。小屋内のトイレは100円、チップが求められる。2食付6,500円、素泊まり3,500、テント300円/人、ビール600円、ミネラルウォータ300円、ワンカップ400円、お湯350mlが200円。蓬ヒュッテは、宿泊予約要です。

 次の日朝食はなんと5時。慌てる必要も無いが皆さんが早立ちするのでつられて飛び出す。武能岳まではよかったが、茂倉岳までは聞いていた以上にきつかった。ここは正直、逆方向が良いと思った。茂倉岳までは笹が登山道を覆い下半身が濡れるし。途中、一ノ倉沢の駐車場と公衆トイレの屋根が見えた。茂倉岳でコースは直角に左折です。登山地図には右側(日本海側)の尾根に入らないようにと注意書きが有る。ここから一の倉、谷川岳は高低差があまり無いので体力的には楽だが、眺望が無いので詳細は省く。ただ、谷川岳で犠牲となった方々のプレートが胸を傷める。合掌。

 特筆したいのはこの辺りの黒っぽい丸い石には気を付けた方が良い、雨の日にはよく滑る。谷川岳に到着するとあたりの雰囲気は一変、登山者が一気に多くなる。肩の小屋で昼食を取り、帰りは手抜きして天神平からロープウェイの乗客となる。帰りに、昨夜蓬ヒュッテで同宿だった女性2人組を見つけ水上駅まで送る。谷川温泉の公営温泉(湯テルメ谷川)でリラックス。500円/大人。ここの露天風呂は最高。(完)


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八ヶ岳(赤岳、硫黄岳)

【期日】2005.08.9-10
【天候】晴れ、翌日雨
【形態】単独行
【コース】(1日目)小淵沢IC600~630美濃戸700~850行者小屋930~中岳コル1015~阿弥陀岳1050~赤岳頂上小屋1250 (2日目)赤岳頂上小屋600~展望荘630~横岳750~硫黄岳850~赤岳鉱泉1015~美濃戸1200
【立ち寄り湯】美濃戸口の八ヶ岳山荘(500円)

本当に恨めしいことに、今年の夏は気圧配置が不安定で山行きはすっきり晴れたことが無い。しかも、今回は周りを見るとペアーや家族連れ、グループが圧倒的に多くめげました。八ヶ岳は一人で行くところではないらしい。2日目は雨だったので、写真は赤岳南峰でお終い。

夜埼玉の自宅を出発、中央高速八ヶ岳PAで仮眠。
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美濃戸まで車で入り「やまのこ村(旧小松山荘)」の駐車場に止める。駐車料金は1日千円ですが、赤岳頂上小屋に泊まって領収書を持ち帰ると500円返金されます。何泊しても500円です。ビール代ぐらいにはなります。美濃戸山荘は赤岳天望荘に泊ると割引されるはずです。
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↑北沢、南沢の分岐(左)は美濃戸山荘(右)を過ぎるとすぐ

夏の沢は快適。南沢を2時間ほど行くと行者小屋に到着。絶好の休憩ポイントです。水も補給できるし、テント場があります。皆、思い思いに休憩しております。阿弥陀岳に始まり中岳、赤岳、急峻な文三郎尾根、大同心、小同心の大パノラマが迎えてくれます。ここでゆっくり休みましょう。
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今日の泊りは赤岳頂上小屋なので、時間は十分あります。なので文三郎尾根ではなく中岳への道を選ぶ。快適な道で45分ほどで中岳のコルに到着。ここで荷物をデポし4人連れの方と一緒に阿弥陀岳に向かう。かなり急峻なので気を使うが、高山植物が気を紛れさせてくれる。
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中岳のコルから阿弥陀岳へ向かう
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阿弥陀岳頂上から雲の切れ間に赤岳頂上が見え隠れする。先ほど登ってきた道を取って返し中岳から赤岳へ向かう。途中、文三郎尾根を行く登山客とエールの交換。途中のコルでは救援ヘリの発着も見る。
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赤岳頂上(南峰、2899m)


頂上小屋からの大眺望を期待してきたが無理でした。が、天望荘や阿弥陀岳、行者小屋、明日行く赤岳鉱泉が眼下に見えている。頂上の狭いところにへばりつくような小屋ですが、中に入ると想像以上に広いのには驚いた。日が沈むとかなり冷え込んできたが、宿泊客が少ないので3人分の毛布を独占。しかし、明日の天気予報は最悪。家族連れの母親が子供に宿題を強要している。苦笑しながらいつのまにか夢の中(実際は夢なんか見ないのだが)。

翌日目がさめると、予想通り雨で視界は10m程。赤岳を駆け下り、展望荘の脇をすり抜けて横岳を通過。硫黄岳周辺の高山植物群も強い風で楽しむ余裕無く、赤岳への下りを耐える。もう嫌になった頃ぱっと視界が開け赤岳鉱泉に到着。しかし休む気も起きなく、5分休憩しただけで、美濃戸を目指す。赤岳鉱泉までは苦しかったが、一転北沢の下りは雨も止み、道もよいので足も自然に速くなる。美濃戸の「やまのこ村」で500円返金してもらい、テラスで残り物を全部広げて昼食を楽しむ。仕上げのコーヒーのおいしいこと、至福の時である。帰りは美濃戸口の八ヶ岳山荘でお風呂に入る(入浴料500円)。夕方には埼玉の自宅に帰着。

是非、次回は良い天気であって欲しい。捲土重来を期す。(完)

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