南アルプス 聖平から聖岳往復後易老渡へ下山

テント担いで南アルプス3日目(9月15日火曜日、晴れ)

今日も体調は、まぁまぁだ。なんとか8時間程度歩き通せるだろう。

05:25 2,250m 聖平小屋を出発する。小屋泊りの方達も聖岳を目指す方が多く、早立ちだ。

05:55 2,400m 薊畑で日の出を迎える。早速、重いザックをハイマツの脇にデポして、サブザックを取り出す。
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薊畑から見える聖岳(前聖)
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小聖岳から聖岳
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途中から小聖岳と小屋のある稜線を俯瞰する。
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富士山
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赤石岳 3,120m
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大沢岳 2,820m
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07:40 3,013m 聖岳登頂
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下山開始
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08:40 2,400m 薊畑に戻る。ザックを回収し朝飯を食べる。これから長い長い下りが続くので、しっかり腹ごしらえをする。
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10:00 苔平通過

造林小屋跡に出ると、西沢渡が近い。

12:08 1,100m 西沢渡に到着。

木製のはしごを並べたような橋は外されているので、やむを得ずこの荷物用ケーブルを使うが
その重いこと(150kgと書かれている)。幸いにも、私は先行していた男性と2人でロープを操作したが、1人では「泣きそうになる」こと間違いない。非力な女性では無理なんじゃないだろうか。ともかく対岸へ渡ると、そこからは平坦な林道歩きになるので、この登山道も西沢渡しまでが核心だ。余談だが、今日の西沢の水量は多く、たとえ橋が渡れたとしても止めた方が良いと思う。固定されていない木製を渡って、バランスを崩したり、足を滑らせたら命の保証は無い。

西沢渡
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13:00   980m 便ヶ島の登山口
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13:24   880m 易老渡の駐車場に無事帰着。火曜日ともなると車もまばらだ。
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こうやって、無事2泊3日の縦走をこなすことができた。充実感は多いにあるが、少々疲れた。もうそんな若くはないし、考えさせられた。

なお、現在林道赤石線は落石防止工事のため、時間制通行規制が敷かれているので注意が必要だ。一応規制が解除される約15分間を狙って下山したが、早々に解除されていたので、幸い足止めを食うこともなく通過できた。
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マウナケア山(ハワイ島)

私は北海道生まれで育ち。子供の頃は、満天の星がよく見えた。もちろん天の川もくっきり見えていた。そんな夜空を見上げていると、今にも天空が落ちてくるのではないかという気さえ覚え、子供心に恐怖を感じたことを鮮明に覚えている。それがいつの頃かだろうか、とんと星が見えなくなった。いや、いつのまにか大人になっていた。

 それから数十年、ハワイ島へ旅行をすることになりマウナケア山に日本の天文台「スバル」があることを思い出した。あそこなら子供の頃見た「星降る夜」が見られるかもしれない。いの一番に、現地会社が催行する「マウナケア頂上&星空ツアー」をインターネットから申し込んだ。

 結果を先に報告しておきます。ツアーそのものは大変すばらしいものでした。が、星空は期待はずれでした。理由は、満月で空が明るすぎた為。これからマウナケア山の星空ツアーを目的にハワイ島へ行く時は、月齢を必ず確認してから日程を立てる必要があることを痛感した。、近いうちにもう一度行きたいと思っております。 

【期日】'04.08.28
【天候】快晴
【コース】 コナのホテルでピックアップ13:00~15:00パーカー牧場~16:00オニズカセンター~18:00頂上直下~オニズカセンター付近で星空観察~23:00ホテル帰着 注: 全行程車で移動

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   私の場合、カイルア・コナ地区のホテルだったが午後1:00頃のピックアップだった。車は、フォードの大型のワンボックス・カーで当然4WD、定員は最大7人ほど。高地を登るため特別仕様だと言っていた。当日は、私達夫婦のほか5人と運転手兼ガイドの計8人。一路、パーカー牧場を目指す。ハワイ島が火山島だということは、空港を出た瞬間から分かる。右も左も建物が無い限り溶岩台地が広がっている。コナ地区を出発して程なく、左手にマウイ島が見えてくる。 かなり登ってきた。

 ちょうど中間点のパーカー牧場で小休止。世界一広い牧場だとか説明があったが、あまり興味は無かった。再出発。ここからが本日のツアーのハイライト。まっすぐだが起伏の激しい道路を走る。車が大きくジャンプするたびにツアー客が、歓声を上げる。

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(写真上)マウナケア山直下よりマウナケア山頂上を見上げる。本当は天文台のいくつかが肉眼で確認できるが、デジカメでは解像度が足りなく確認できない。

   高度2800mのオニズカセンターに到着。ツアーは高度に体を慣らす為ここで1時間ほど滞留することを義務付けられているようだ。私達は、ここで夕食としてツアー会社が用意したうどんとおにぎりを食べる。暖かいものを用意してくれるなんて、心配りが行き届いている。他のツアー客もどんどん集まって来て、外の広場にある木製のテーブルやブロックの上で、各自思い思いに食事を楽しんでいる。

 ちなみにこの施設は、1986年にスペースシャトル「チャレンジャー号」の爆発事故でなくなられたオニズカ大佐を偲んで命名されたという。資料が展示されているので食事の前後に見ると良い。飲み物が買えるし、トイレ完備。センター奥にガーデンがあって、珍しい高山植物シルバーソード(銀剣草)が見られる。写真は無いが、銀のペンキを塗ったような不思議な色合いの植物だ。日本にも似たようなのがあったような。

 写真は、オニズカセンターの前でくつろぐツアー客。圧倒的に日本人が多いような気がする。この辺りまでは寒さもあまり意識しない。まだ余裕だ。私はフリースを引っ掛けているが、下は夏物のTシャツと半袖。(8月だからね)
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 オニズカセンターを出発すると未舗装路になり勾配もきつい。ツアーの4WD車はここを馬力に任せグイグイ登る。前の車の土埃で前が見えなくなることもある。運転して無くてもスリル満天。あっという間に高度を上げる。眼下は既に雲海が広がっている。ここで記念撮影する。普通発生する雲の上にあるため気候が安定し、年間300日以上観測が可能だという。しかも赤道付近にあるため北半球だけでなく南半球も観測できるという。それゆえ、この山は天体観測に最適の場所となっている。夏とはいえさすがにここまで来ると寒い。ツアー会社が用意した防寒服を貸してくれる。
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(写真上)同じ会社が催行しているツアーが一緒になり記念撮影。前列中央が私。意外とミーハ-。 


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(写真右)雲海を足元に私と妻

 車のヘッドライトや振動が観測の妨げになるということで、日没を見たら早々に下山を開始。
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(写真上)マウナケアに夕日が沈む。左の天文台が日本のスバル。この時点では、スバル内部の一般見学は許されていなかった。

 夕日が沈むと一刻も猶予が無い。気温がどんどん下がるし、頭も痛くなってくる。各ツアーはいっせいに下山を開始する。星空観測ツアーの場合は、夕食を取ったオニズカセンター辺りまでいったん下る。オニズカセンターも観測の妨げにならぬよう特殊なライトを点けている。ここで星空観測をするわけだが、ツアーのガイドたちが望遠鏡をセットしている間、私もさすがに寒くて震えていた。借りた防寒着を着ているのだが、中は夏物半袖に安物のフリース、しかも毛穴は全開と来ている。

 期待の星空はたいしたことが無かった。前述したように、満月。北斗七星はマウナケアに隠れて見えず。夏の星座がいくつか確認できるが輪郭がおぼろげ。子供の頃畏敬を持って見上げた空には到底及ばなかった。早々に観測を切り上げ帰途に着く。私以外全員寝ている。何故か、私だけホテルまでしっかり目を開けていた。短い間とはいえ仲間だった同行者とはホテルの前で手を振って分かれた。2度と合うことはあるまい。次回、もう1度挑戦するぞ。ちゃんと月齢調べて。

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(写真上)番外編: 世界で一番高いところに有る山頂の公衆トイレ


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